1990年代以降、世界各地で夏になると40度以上を記録する地域が増加していきました。日本に至っても同様で、以前であれば最高気温が28度程度だったところが、現在では39度をオーバーする箇所もあるほどです。これは地球温暖化の影響が顕著になっているからであり、100年後には45度以上になると国連では試算をだされました。夏を快適に過ごすためには、エアコンを活用しないといけません。
一般家庭においては普及率が98パーセントとなっているため、ほとんどのご家庭で設置をされていることがわかります。ところが学校や工場といった場所では、まだ業務用エアコンの普及率が低い傾向です。これから設置をしようとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、ここでは簡単に業務用エアコンの簡易的な取付方法をご紹介します。業務用エアコンの大半が吊り形タイプと呼ばれるものです。
これを取付するには、壁にアジャスターを設置することからはじめます。アジャスターはホームセンターやECサイトで販売をされており、業務用であれば縦1メートル・横50センチメートルの製品です。アジャスターを取付をするとき、必ず設置をする業務用エアコンと同じ幅で壁に固定をしないといけません。これが受け皿となるため、少しでも隙間が空いていると外れる恐れがあります。
なお、専用電源が無い場合は、別途電源工事を必要とします。これは専門会社でないとおこなえないので、その際は依頼をしましょう。