業務用のエアコンのタイプの1つに埋込型がありますが、これは室内機を文字通り天井に埋め込んで使用するのが最大の特徴です。壁掛けと違って室内機が部屋に鎮座しないので、目立ちにくく存在感が薄れますし、圧迫感を与えにくいので狭い部屋にも選びやすいといえます。また店舗などの壁掛けエアコンに適さない場所では、業務用の埋込型が主流になっています。理由はやはりスッキリすること、雰囲気に影響を与えにくいことが大きく、性能的に優れていることも理由の1つです。

正方形の埋込型業務用エアコンは、4方向に吹き出し口が存在するので、広範囲を一気に冷暖房できますし、1台で効率的に快適な空間を作ることができます。業務用エアコンにおける埋込型は、店舗だけでなくオフィスにも使いやすい優れものとなっています。馬力は最低でも1.5馬力、上は5や6馬力の製品もあって、100m2の面積の冷暖房を1台で賄うことも可能です。室外機1に対し室内機1以上も可能ですから、室外機の数を増やさずに、室内機も天井埋め込みでスッキリさせられます。

流石に室内機が増えるとコンパクトサイズの室外機では性能が不足するので、大型の室外機を選択する必要が出てきますが、それでも何台も設置せずに済むのは魅力です。埋込形の業務用エアコンと室外機を結ぶ配管も少なく済みますから、天井裏がごちゃごちゃする心配がないですし、メンテナンスのハードルが極端に上がることもないので安心です。

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